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閉じ込めた心の行方 第 12 話

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閉じ込めた心の行方

帰国初日にバーで出会った売り子の女性・江愫に一目惚れした厲淵。 しかし彼女は既に、厲淵の父・誠遠の金銭トラップに囚われ、不本意ながら愛人となっていた。父の愛人という禁断の関係を破り、執拗に迫る厲淵。 逃げ場を失った江愫は、彼の強引な独占欲と愛憎渦巻く「蜜の檻」の中で、身も心も翻弄されていく――。甘く危険な背徳ラブストーリー。
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本話のレビュー

緑色パジャマと涙の温度

Hello Kitty柄のパジャマが、こんなにも切ない象徴になるとは。彼女が床に座って電話する姿は、まるで心が剥き出しになったよう。彼の「無言の立ち去り」より、そのあとに流れる一滴の涙の方が重い。『閉じ込めた心の行方』は、暴力の形を変えた「感情的脱水」を描いている。

ストライプセーターが隠すもの

彼が着る黒白ストライプセーター——外見は温厚そうだが、電話中の眉間に刻まれるしわが本音。部屋の隅で紐を弄る手つき…何かを隠している。『閉じ込めた心の行方』の巧みな点は、登場人物の衣装・小物が、台詞以上に「真実」を語ること。視聴者は、細部に釘付けになるしかない。

ボケ味の裏側にある恐怖

画面を覆うボケた光——初めはロマンスの演出かと思ったが、実は「現実から逃れたい」という彼女の心理を映している。カメラが意図的に焦点を外すたび、観客も不安に駆られる。『閉じ込めた心の行方』は、美しさと恐怖を同居させる映像詩。甘い香りの裏に、鉄の錆の匂いがする。

電話の向こうにいる“誰か”

彼女が泣きながら話す相手は友人?家族?それとも…もう一人の“彼”?『閉じ込めた心の行方』の最大の謎は、この通話の先にある。彼がドア際で握る紐と、彼女の涙のタイミングが一致する——これは偶然ではない。短編ながら、余韻が数日間頭から離れない傑作。

ベッドの上で始まる、静かな地獄

最初は甘いキスから始まり、次第に彼女の表情が歪んでいく…『閉じ込めた心の行方』の前半は「愛」に見せかけて、実は「支配」の序章。手首を掴む仕草、目を逸らす瞬間、すべてが伏線だった。視聴者は気づく——これはラブストーリーじゃない。#心理サスペンス