全話一覧全60話

第 1 話-刺繍姫の継承と決意
蘇妙は祖母である一品刺繍姫・祝和風の死に直面し、新たな一品刺繍姫としての継承を迫られるが、祖母への服喪期間を理由に一旦は辞退する。蘇妙は三年の服喪期間を経て、真の一品刺繍姫になれるのか?

第 2 話-運命の選択
蘇妙は喪が明け、夫の帰国を心待ちにしていたが、夫は突然他の女性との婚約を発表し、蘇妙の運命は大きく変わる。蘇妙は夫の裏切りにどう立ち向かうのでしょうか?

第 3 話-愛と責任の狭間で
蘇妙は夫の紀雲凡が京兆尹の令嬢・葉仙児を娶ろうとしていることに直面し、金糸阁の経営権を奪われそうになる。彼女はこれまでの貢献を無視されたことに怒り、離縁を宣言する。蘇妙は金糸閣を取り戻すことができるのか?

第 4 話-離縁と金糸閣の運命
蘇妙は夫の紀雲凡から金糸閣の屋敷地券と帳簿の引き渡しを要求され、離縁を突きつけられる。彼は西洋で学んだ機械刺繍技術で金糸閣をさらに発展させると主張し、蘇妙の存在を否定する。しかし、蘇妙は祖母の遺作である鳳凰御裳の修復を最後の使命として引き受け、7日間の猶予を求める。その直後、蘇妙の父の急変が知らされ、新たな危機が訪れる。蘇妙は父の危機と金糸閣の運命をどう切り抜けるのか?

第 5 話-離縁の決断
蘇妙は夫の家族からの不当な扱いと金糸閣の権利を巡る激しい争いに直面し、ついに離縁を決意する。蘇妙は金糸閣を守ることができるのか?

第 6 話-離縁の危機と鳳凰御裳の異変
蘇妙は紀家との離縁を避けようとするが、夫の心はすでに別の女性・仙児に向いている。さらに、皇后様に献上する予定の鳳凰御裳に異変が発生し、蘇妙の仕業と疑われる。修復不可能な状況に陥り、命の危機が迫る。蘇妙はこの窮地をどう切り抜けるのか?

第 7 話-鳳凰御裳の危機
蘇妙が皇后様の鳳凰御裳の修復を巡り、刺繍の繊細さと責任の重大さに直面する。仙兒の提案でミシンを使うことにし、秘密裏に修復を試みる。蘇妙は無事に鳳凰御裳を修復できるのか?

第 8 話-皇后様の前での真実
蘇妙は皇后様の誕生日宴に招かれ、金糸閣の主として鳳凰御裳を献上する。しかし、彼女は既に金糸閣の人間ではないと糾弾され、修復の手柄を横取りしようとしていると疑われる。皇后様の前で鳳凰御裳が披露され、一品刺繍姫の作を修復できる者が金糸閣にいることが明らかになる。蘇妙の真の実力と一品刺繍姫との関係は?

第 9 話-機械刺繍VS一品刺繍姫
紀家の嫁である蘇妙は、金糸閣の機械刺繍技術を皇后の前で披露するが、鳳凰御裳の修復に欠陥が見つかり、大騒動に発展する。一品刺繍姫の伝統と機械刺繍の新技術の対立が浮き彫りに。蘇妙はこの窮地をどう切り抜けるのか?

第 10 話-鳳凰御裳の修復バトル
蘇妙は皇后様の大切な鳳凰御裳を修復する機会を得るが、周囲の不信感と自身の過去の失敗が重圧となる中、彼女は一品刺繍姫としての実力を発揮し、見事に修復を成し遂げる。蘇妙の真の実力が明らかになった今、彼女はどのような運命を辿ることになるのでしょうか?

第 11 話-鳳凰の吉兆と刺繍姫の対決
蘇妙が皇后様の鳳凰御裳を見事に修復し、その腕前を称賛される中、仙兒が挑戦状を叩きつけ、京一番の繍閣の座と刺繍人生を賭けた御前試合が始まろうとしている。蘇妙と仙兒、どちらが本当の一品刺繍姫の称号を得るのでしょうか?

第 12 話-蘇妙の決意
蘇妙は鳳凰御裳の修復で功を立てたが、まだ罪を追及されており、皇后様に機械の刺繍が手刺繍に劣らないことを証明しようとする。皇后様の誕生日宴で御前試合を申し出、自分の刺繍屋を持ちたいという思いから、評判を広げるために挑戦する。紀殿は彼女の挑戦を嘲笑うが、蘇妙は決意を固め、沈将軍に助けを求める。蘇妙は御前試合で皇后様の心を動かすことができるのか?

第 13 話-機械 vs 手刺繍のバトル
蘇妙と葉さんの間で、機械刺繍と手刺繍の対決が繰り広げられる。葉さんの機械刺繍は速さと精巧さで注目を集めるが、蘇妙は手刺繍の温かみと気品を主張。試合中に蘇妙の繍布が破れ、葉さんが西洋から持ち帰った薬が使われるという予期せぬ展開に。蘇妙は破れた繍布をどう修復するのか?

第 14 話-皇后の策略と蘇妙の決意
蘇妙は皇后が用意した布に問題があることに気づき、布の交換を願い出る。皇后は蘇妙を陥れるため、西洋から集めた百花蜜を使用した策略を仕掛けるが、蘇妙は時間ぎりぎりに作品を完成させ、皇后の陰謀を乗り越える。皇后の次の策略は何か?蘇妙はどう立ち向かうのか?

第 15 話-皇后の心を動かす両面異紋刺繍
蘇妙は皇后様の寿ぎに奉るため、鳳凰の牡丹穿ちを仕立てるが、布地が汚れるという思わぬ事態に直面する。しかし、彼女は諦めず、華繍の絶技である両面異紋刺繍を披露し、皇后様の心を動かすことに成功する。蘇妙の両面異紋刺繍は、彼女の運命をどのように変えるのか?

第 16 話-肖像の秘密
蘇妙が皇后様を喜ばせるために肖像を刺繍しようとするが、それが実は将軍の母上の顔であり、皇后様を泣かせてしまう。将軍との間に新たな因縁が生まれる。将軍は蘇妙の行動をどう裁くのでしょうか?

第 17 話-真の一品刺繍姫
蘇妙が皇后様に会い、その刺繍の才能を認められ、真の一品刺繍姫としての名を授けられる。蘇妙はこれからどのように一品刺繍姫としての道を歩むのでしょうか?

第 18 話-刺繍バトルの裏側
蘇妙が皇后様から錦華県主に任命され、金百両と絹千反を賜るが、葉さんとの間に確執が生まれ、試合中の不正行為を疑われる。葉さんは本当に不正を働いたのか?

第 19 話-修復か、愛か
蘇妙と紀雲凡の間で、鳳凰御裳の修復を巡る争いが勃発。蘇妙は自身の技術を証明しようと奮闘するが、紀雲凡は彼女を信じ、結婚式を挙げると宣言する。蘇妙は鳳凰御裳を修復できるのか?

第 20 話-逆転の策略
蘇妙は葉氏の挑発に対し、冷静な対応を見せる。怒りに任せて反応するのではなく、相手の弱みを逆手に取ることで形勢を逆転させようと考える。蘇妙はどのように葉氏の策略を逆手に取るのか?